ポケモン危機一髪使用構築【エルテラ】
ポケモンサンムーンお疲れさまでした。
7世代で唯一結果を残せた(?)大会なので今更ながら構築を書き残しておこうと思います。
ポケモン危機一髪は「弱点が5つ以上あるポケモンのみが参加でき、持ち物は弱点保険または抜群半減実のみだけをもたせることができる」ダブルバトルの公式大会です。
スカーフ、気合の襷、メガストーンを持たせられないのが特徴的です。
以下常体。
所謂エルテラが強いと思ったのでそこから組んだ。
テラキオン@ヨプ
守聖剣雪崩撃ち落とす
陽気68-188-0-0-0-252
能力の上がったいわなだれを上から打つのが強いと思い採用した。
今回に関してはインファイトは火力過剰であり無駄に耐久を下げる技にしかならないと考えた
従って雪崩、聖剣、守はすぐに確定
あと一つは通常ダブルではギルガルドなどに対する打点として地震が採用されるが今回そんなポケモンが出られるルールではないので不要である
覚えられる技が少ないので選択肢は狭い。サブウェポンが貧弱なので岩技の中から選ぶことになる
エッジは命中を考えると論外であるので選択としては岩封か撃ち落とすとなる
プテラやルチャブルにエルフーンが連れ去られることを考えた結果岩封よりも撃ち落とすのほうがよいと判断した
岩封は打つ過程として上から一回は攻撃を受けることを前提することになり、この大会でテラキオンを上からたたくポケモンは基本的にはゲッコウガであり、ゲッコウガの何らかの攻撃+手裏剣で普通に倒れてしまうことから採用順位は低いと考えたのもある
ヨプのみ、リンドのみ、イトケのみ、ウタンのみ、シュカのみのなかからヨプのみを選んだのはエルテラの並びがルチャブルに弱いと思ったからであったが、17戦で一度もルチャブルにあたらなかったのでイトケのみにした方がよかったのかもしれない
ちなみにワルビアルのダブルダメ地震+エルフーンのたたきはほぼ耐えるのでシュカは候補としての優先度は低い
撃ち落とすが見事決まった試合が一試合あったので技構成は間違ってなかったと確信している
エルフーン@バコウ
守追い風アンコ袋叩き
臆病HSぶっぱ
追い風と袋叩きを両採用できるポケモンなので採用した
木の実に関してはテラキオンと一緒
氷技が飛んでくることが多そうだったのでヤチェでもいいかなとは思ったが後述のポケモンとの兼ね合いも考えてバコウに落ち着いた
特に変哲もない普通のたたきエルフーン
めざ毒ゲッコウガにわからされたのはいい思い出
ムンフォ採用は迷ったが実際にはジャラランガもサザンドラもいなかったのでまあこれでよかったと思う
シザリガー@リンド
守はたきアクジェクラブハンマー
意地164-252-0-0-0-92
プテラやゲッコウガに対して強く出られると思い採用した
テラキオンを除いたポケモンで草抜群がこのポケモンしかおらず、また草タイプの多くが参加できるということで草半減にしてみたがよく考えたら草タイプのアタッカーはこのルールではブルルくらいしかおらずブルルに対してこのポケモンが全く有効打を持たないことからこの持ち物は間違ってたのかもしれないとあとで思った
ゲッコウガの草結びはリンドがないと耐えられないので一応それに対するメタとはなったとはいえる
HPを16n-1調整した結果Sにけっこう振ることになったのでバンギを抜けるかもしれないとちょっと期待していたが一度も抜けることはなかった
Sは普通に落としてもうちょい耐久に回した方がよかったかもしれない
アクアジェットでプテラが乱数になるような火力は圧巻だった
マニューラ@ヨロギ
猫礫つらら落とし袋叩き
陽気ASぶっぱ
このルール中最速の猫だまし役であり、また袋叩きを覚えるため採用した
エルフーンが襷を持てないため1ターン目でエルフーンが追い風だけして落とされることも多いだろうと考え袋叩き役がもう一体ほしかったので猫だましもできるこのポケモンは本当に重宝した
袋叩きも4体残ってる状態ならば威力68の悪技であり、耐久無振りのシャンデラが乱数になる程度の火力は出るので悪くはないと思う
つらら落としを見た段階で相手がマニューラの技構成を「猫格闘技つらら落とし悪技」と勘違いしたのか礫に対して無警戒になることがあったのでちょっとラッキーだった
その分ゲッコウガに対して上から殴れるにもかかわらず有効打がないのでそれもそれでいいことばかりではなかったが
格闘技は飛んでくるとしたらテラキオンのものであり耐えられる道理がなく、炎・鋼がおらず、虫技は打つとしたらメガヤンマでありその場合はテラキオンに引けばいいと考えた結果、上からプテラに雪崩を打たれることが一番怖いと考えてヨロギとした。
しかしプテラはきんちょうかんでありヨロギを食わせてもらうことはできないということに大会中に気づき虫半減のほうがいいかもしれないと思った
メガヤンマ@ヤチェ
守さざめきエアスラサイキネ
控えめCSぶっぱ
特性の加速が強いのと虫打点がほしかったので採用した
一匹で4縦しかけることすらあった真のエース
インファイトを打った後のテラキオンをサイキネで持って行ったりマニューラの猫だましとともに相手のゲッコウガに何もさせずにさざめきで落としたりなど、獅子奮迅の働きをした
マニューラと一緒に並べた際の安定感はすさまじく、「初手で相手の高速エースアタッカーを一体持っていく」ということが決まることが多かった
技範囲が優秀でサブウェポンが読まれにくいということがこのルールでは非常に強いことだと感じた
ラティオス@弱保
臆病CSぶっぱ
守サイキネ流星草結び
テラキオンの上からエスパー技が打てるので採用した
草結びはヤドランやバンギラス意識だが
C+2草結びでH252バンギラスが低乱数一発という微妙な火力の足りなさというのが事前考察中にネックになった(控えめにすればいい話だがテラキオンに上をとられたら役割が変わってしまうので最速は譲れなかった)
実数値で考えればメガヤンマよりCが低いのである
それにしても出した3、4試合中2回も流星群を外して出オチするというのはさすがに草も生えなかった
弱保はマニューラの礫、エルフーンのたたきなどで発動できるかなとかおもっていたが実際発動することはなかったので悪半減のみのほうがよかったかもしれない
2回雪崩怯みで運勝ち、1回は相手のプレミに助けられたので実際はもう少し勝てなかったと思うが16-1という勝率は「いい結果」といえるものだったのではないかなと思う。
結果は202位でした。
USMでもよろしくお願いします。