タイプドラフト③対戦編
いよいよドラフトが終了し、いざ対戦編です。
タイトルに③と書いてあるのにこれから読み始めるような人はそうそういないと思いますが一応①と②のリンクも貼っておきます。
①ルール説明など
http://tomoka-poke.hatenablog.com/entry/2019/09/30/231706
②ドラフト経緯
http://tomoka-poke.hatenablog.com/entry/2019/10/26/014703
対戦は論者大学、鴨鍋、うたかたぽけ、かないの順に行ったのでその順番通りに考察と試合の流れを書き綴っていきます。
VS論者大学(フェアリー/エスパー/かくとう)
サマヨールが嫁ポケでトリパをよく使ってる人。ミミッキュを蛇蝎のごとく嫌っているらしいが1巡目でサマヨールのゴーストを無視してわざわざフェアリーを取っているのを考えるともしかしたらこの大会に向けたブラフなのかもしれない(#ぽけっちタイプドラフト情報戦)。
考察
前述のとおり彼の嫁ポケはサマヨールであり、そしてなぜかゴーストを取れてしまったので、ならばサマヨールを出してやろうと思い、サマヨールを基本選出に組み込める戦術を考えることにした(?)
取得したタイプを見たところサマヨールの重力+デンジュモクのZ催眠が無難に通っていそうだったのでこれを使うことにした。
まずこの2匹が決定したので、したがってあとの4匹は広く戦える@1と裏選出を意識することになり、(どんなポケモンに対しても腐りにくくフェアリー1タイプ複合だけで両方使える神なので)まずコケコとミミッキュが入って、あとはゴロンダやキテルグマ以外に大体勝てるであろうギルガルドとサマヨールの型をミスリードできるうえに実際にトリル下で動けたら大体勝てるアローラガラガラ(なのでミミッキュにはトリルを入れることになった)を入れることでパーティが完成した。
本当にこの流れでぬるっとパーティが決まったため、考察時間はガチ5分である。
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個体別紹介
サマヨール@しんかのきせき ずぶといH252B132D124
確かテテフ見てHD決めて残りBって感じに振ったと思う
鬼火重力呪い置き土産
よく考えたら鬼火は打つ相手がほぼいなくていらなかったのでマジックコートにすべきだった(相手のフーディンの挑発で止まってしまった)。呪いがえらかった。
催眠蛍火十万めざ氷
ブルルとかを考えるとやっぱりめざ氷は入れておくべきだなーと思ったので普通の技構成。身代わり入れるか迷ったけど結局これでよかったと思う。
コケコミミッキュ
入れ得。特にコケコはデンジュモクの催眠を隠してくれるのがえらい
コケコは瞑想奴、ミミッキュはじゃれzトリル
ギルガルド意地HAベース
剣舞シャドクロ影うちキンシ
ゴロンダとキテルグマ以外には勝てるがゴロンダがいたので出せなかった。これは論者がえらかった。
持ち物はガッサ嫌だったので防塵ゴーグル。多分バシャ対策のオッカとかでもよかった。
アロガラHA4wの普通のやつ
タイプ余ったしミミッキュサマヨールと絡めてトリルが相手から見えるようになるし普通に刺さってるので。
試合内容
重力催眠でよい感じだったのでサマヨデンジュ、ミミッキュを宇宙から破壊するパーティを組んでそうだったのでバシャを厚く見るのもかねて@1をアロガラにして選出。フーディンバシャーモゴロンダで選出された。
初手フーディンサマヨ対面挑発から入ってきたためアロガラを捨ててデンジュモクで素催眠。なんとかデンジュモクが通り勝ち。
バシャーモに攻撃技があったら負けてたけど、相手がバシャを鬼火ビルドバトンにせざるを得なかったミミッキュの圧力がえらかったということで。
サマヨールも呪いでフーディンを倒したりいい活躍をしたので目標達成ですね☆
VSかもなべ(みず/ノーマル/ドラゴン)
ぽけっちの2回生で1年生。ポケモンに対しての姿勢がとても真摯。ミミロップをよく使ってたのが印象的(会誌の記事にもしてたレベル)で今回もノーマルをしっかりとってきたので警戒どころかもしれない(#ぽけっちタイプドラフト情報戦)。
考察
強いタイプ持ってるし顎クソ重たいし満遍なく対策するには受けに回りつつ相手の積みをつぶすしかない。
というわけで所謂顎ギャラとかメガボーマンダとかメガラグラージを見て、HBバルジーナとHD呪いべトンで受けまわせば何とかなると考え、これを軸にパーティを組むことにした。
毒飛行を追加したため後1タイプ追加となったが、さすがにこれはフェアリー一択なのでとりあえずミミッキュとコケコも入れ、あとは受け回しと相性のいいスイーパーとしてのCSメガゲンガー、そしてマンダやギャラにとにかくめっぽう強いHB化身ボルトロスを入れて6体完成。
個体別紹介
バルジーナ防塵腕白HBぶっぱ@半分回復実
イカサマ蜻蛉はね毒
ゴツメよりは実質耐久上げた方がいいなと思ったので木の実(これは正解だった)。挑発をどこかに入れたかったけどこの4つが優先度で勝ったのでこの4つ(挑発は上から打てたら強いけどそんな早くもないし後攻蜻蛉でも起点回避できるし交代読みでも使えるからまあ蜻蛉と挑発だったら蜻蛉の方がえらいよね、というお気持ちだった)。
アロベト食いしん坊慎重HDぶっぱ@半分回復実
呪いリサイクルクリアスモッグ叩き落とす
どれも強いし切れんって感じ。クリアスモッグは正解だったけど正しく使えなかったのでやっぱりポケモン下手だったなというお気持ち。
ミミコケコ
いつもの。ミミッキュは耐久振りのz(顎に勝つために必須)で、また上2体絡めても顎を止めきれなかった場合に誕生する”体力削れてるけどSが上がってるアーゴヨン”を上からしばくためにコケコはスカーフになった。
メガゲンガー臆病CSぶっぱ
凍風ヘド爆サイキネ挑発
凍風はマンダ、ヘド爆は等倍火力、サイキネは顎、挑発はギャラの起点回避
化身ボルトロスずぶといHBベース@半分回復実
10万めざ氷草結び電磁波
マンダギャララグラージを見るので当然この構成。電磁波は挑発と迷ったけどまあどうせギャラには通らんし顎に打ってアドが稼げそうな電磁波の方がいいかなと思った。
試合内容
バルジボルトアロベトで選出。
相手はクリムガンで蛇にらみステロして顎ギャラ通す動き取ってきた。
ボルトロスを当然出してこちらも麻痺を撒いたのだが、あっちは麻痺でも無限に動いてこっちは無限に麻痺って終わった。なんだこれは。
メタの中心となる相手の顎とこちらのボルトとバルジのにらみ合いって感じでメタゲームとしては100点だったけど運要素傾きすぎて-114514点って感じだった。
最後バルジ対ギャラになって麻痺怯みなしならワンチャンあるってところまで来たのに結局1度も動けず終わったときはさすがに泣きアニメだった
VSうたかたぽけ(はがね/じめん/くさ)
ぽけっちの2年生。メタゲームは今回が初めてらしいがタイプがタイプなので割と怖い。カバドリュナットツルギ全部追加タイプ無しで使えるってマジ???
考察
カバドリをとりあえず見たいのでサンダーとバルジーナは入れようと思った。
また、めざ炎持ちの変幻ゲッコウガがどういう組み合わせのタイプを選んでも通るため、ゲッコウガも確定。水タイプを選んだのでそのままウォッシュロトムも確定。
それでまた飛行水と追加タイプを選んで1タイプ余ったので(察し
個体別紹介
バルジーナ腕白HBぶっぱ@半分回復実
挑発はね毒イカサマ
カバがいるので今回は挑発。
サンダー図太いHB@半分回復実
放電めざ氷はね毒
いうことなし
ゲッコウガ臆病CS@いのちのたま
手裏剣めざ炎冷b草結び
技の通りがいい神
ミトム控えめHC@水z
ドロポン毒ボルチェンめざ氷
草タイプに強くないのであんまり選出しないかもとは思った。
ミミッキュ意地AS@霊z
剣舞シャドクロ影ドレパン
鋼タイプ相手なのでじゃれ通り悪いしいらないかなーって感じでドレパンが入った
コケコ臆病CS@シュカ
瞑想草結びめざ氷10万
よく考えたらめざ炎の個体使った方がよかったかも。催眠耐性は偉い。
試合内容
ゲコバルジサンダーVSバナカグヤドリュウズ
バナをサンダーで麻痺らせてスカーフドリュウズのドリルをたくさんかわしたので勝てた。
フシギバナきつすぎてなんで考察してなかったのか悔やみ申した。
これは明確なミスでゲッコウガの草結びを神通力に変える方が絶対によかったなーと思う(地面への打点は冷bで十分だし放電麻痺との噛み合いもあるため)。確率のゲームにはなったけど多分3-7くらいで不利だったので鴨鍋の運負けを取り返した感。
VSかない(ほのお/ひこう/むし)
玄米オムライスサークルの1年生。ぽけっちの中で間違いなく一番狂気を出せる人。カイロスが好きなのは知っていて、炎飛行ときて最後に虫取ったのは多分そういうことなんだろうと思われる(#ぽけっちタイプドラフト情報戦)
考察
タイプが強力で、ミミッキュを出さないと対策できないようなポケモンも多いのにその多くがミミッキュに対する自然なメタを仕込めるためあまりにもしんどい。
ただ攻める視点から見ると電気の通りがあり得ないほどによい(地面複合で汎用性高めにできるポケモンがグライオンとランドロスしかいないのでめざ氷まで考えると基本的に止まらない)ため「電気タイプのポケモンを何とかして通す」ことを考えてパーティを作成することにした。
そんなわけであとは自分の取ったタイプとにらめっこして、出した結論が、
まあこれになったと(もうちょいなんかなかった?ってなるけど相手のタイプがいわゆるポケモンを流す手段にかけているので本当にこれが一番強く見えてしまった)。
コケコライドボルトロスを表選出にしてあとは裏に無難に相手に刺さってるゲッコウガとレヒレとミミッキュ入れてパーティ完成。
ここまでくると運ゲーしかけるのが楽しみすぎて、
#ぽけっちタイプドラフト情報戦
— tomoka (@tomoka_poke) September 29, 2019
覚悟をしておいてください
こんなツイートまでしていた(考察時期なので当然これは論者大学にも向けて書かれている)。運ゲーしかけてる側なのに調子乗りすぎでは?
個体別紹介
コケコ臆病HS@光の粘土
挑発光の壁リフレクター吠える
エレキフィールド展開して壁を貼る役。いろいろ考えたらノーウェポンになった。挑発の枠は攻撃技でもいい気がしたけど切れなかったので。
フワライドおだやかBDS@エレキシード
小さくなる蓄える身代わりバトン
蓄えるはシャドーボールでもいい気がしたけどまあ挑発持ちがいるようならそもそも出さないしいいかなと思って欲張った。
ボルトロス図太いHB@たべのこし
放電めざ氷身代わり悪だくみ
悪だくみがないと羽休めを持っているリザXに粘られて最悪負けるので悪だくみは必須。めざ氷と守はめちゃくちゃ迷ったけどさすがにランドグライが怖かったのでめざ氷にした(ゲコレヒレボルトって見てランドグライ投げてくるとは正直思えなかったので本当に難しかった)。
いつもの剣舞3w
レヒレ控えめHCS@半分回復実
波乗りムンフォ挑発瞑想
ゲッコウガ控えめCS@襷
熱湯手裏剣挑発凍風
悪の波動はいらないと思ったのでマンダ対策も兼ねて凍風を入れた。
試合内容
バトン決めて全部かわして勝った。
挑発吠えるがなさそうということでバトン選出をしたのだが、後から聞くところによると選出されなかったフェローチェが挑発を覚えていたらしく、出されてたら即負けだった。
ただフェローチェを出す選出になると今度はこちらの裏選出に絶対勝てない選出になるため、相手視点は難しい選出択になっていたようで、結果的に運よくバトンがはまったということになった。
これにて3-1となり、他の結果次第では1位もありえる───
──ここでちょっと待ってほしい。
Q.フェローチェが裏選出に絶対勝てないのはなぜですか?
──A.レヒレがいるからです。
Q.なぜ霊電悪をドラフトしたのにパーティにレヒレがいるんですか???????
──A.あっ
はい。主催が思いっきりルール違反してました(マジでたった今この記事確認してるところで気づきました)。
というわけでかない戦は私の反則負けで、2-2となり結果的には私は3位でした。何やってんですかね…
終わりに
メタゲーム大会マジで楽しかったのでまたいろいろやりたいです。
ルールによっては剣盾でできないことも多そうなので、まだまだアローラの地から離れられないかもしれませんね。
では。
記事剣盾発売に間に合って本当によかった……