五月祭対抗戦企画竜王戦考察・覚書
五月祭の企画の一つとして明治ポケモン研究会との対抗戦を行い、その中で竜王戦での対戦を行いました。
ルールは以下の通り。
・シングル63
・禁止伝説を一匹まで採用することができる(幻は禁止)
・過去作限定技は禁止(レシラムの羽休めやニトロチャージなどが該当)
考察
①ザシアン、レシラム、日食ネクロが強い。
──簡単に説明するとザシアンはドラパルトより高い素早さから毎ターンカミツルギの鋼zより上の火力指数をぶつけてくるポケモンで、レシラムと日食ネクロはそのザシアンに強めとされている禁止伝説枠。ちなみに剣舞巨獣斬+ステロでレシラムは落ちる(のでレシラム使うならステロは対策した方がいい)。
②強いとされている中ではやはりレシラムがタイプ相性上有利なのでレシラムを使いたい。
③レシラムを通すうえで他の邪魔なポケモンをどうにかしたい。またミラーでの確実な解答が欲しい。
④したがって受け+エースのイメージで構築を組むことを決定。
⑤HBヌオーがザシアンを受けられる、レシラムをはじめとする特殊禁止伝説も両刀がないので基本的にラッキーで受かる(サイコショックルナアーラはちょっとごめんなさいするしかなさそう)などなどまあ禁止伝説でも受けポケは機能しそうだったのでそんな感じでレシラムヌオーラッキーエアームドまで決定。
⑥受けるのがきつそうなポケモンを上から処せる通りの良いポケモンを入れたいということで砂かきドリュウズとスカーフガラルヒヒダルマを採用。
パーティ画像
個体別紹介
レシラム@命の珠
臆病CS(A個体値31)
青い炎 流星群 ソーラービーム 空を飛ぶ
ニトロチャージがないため自力でSを上げる手段がダイジェットしかなく、それ用の空を飛ぶ、また余った枠には水妖での受けを許さないソーラービームを採用。
ダイマックス前提で出す。通らないときは出さない勇気を持つ。
ちなみに今日確認したらレシラムはハーブ効いてなくて控えめのままだった。ハーブ嗅がせてからレンタルパ作ったはずだったんだけどなあ……
わんぱくHB
鉄壁 挑発 ボディプレス 羽休め
受けるための鉄壁、前述の通り相手にステロを撒かせないための挑発を採用。
飛行技を切ったことによりゴーストに何もできないがそれよりもステロ対策の方が重要。
相手のゴーストがミミッキュだけなら基本的に出す(レシラムとエアームドを見て出さないこともそこそこありそうという判断)。
日食ネクロはこいつに何もできないのが本当に偉い(熱風ダイバーンがあることは試合後に気づいた)。ちなみにワイルドボルトがあるためザシアンはちょっと怖い。
ヌオー@食べ残し
図太いHB
熱湯 蓄える 自己再生 カウンター
当初はカウンターを採用していなかったがパーティ構築後普通にエースバーンが重たいことに気づいたため最低限の対策としてカウンターを入れた。
禁止伝説が入る分(レシラムのソラビを考慮しなければ)基本的に草打点がパーティから減りやすいため、蓄えるで詰められる率が上がると思いどくどくより蓄えるを優先。
できれば守を入れたかった。
ザシアンはこいつに何もできない(天然で不撓の剣の上昇を無視でき、最高打点のじゃれつくでも自己再生だけで完全に受かる上に10%の外しもあるためかなり余裕がある)のが本当に偉い。
ザシアンがいたときはエアームドよりこちらを優先。
ラッキー@進化の輝石
図太いBD
地球投げ ステルスロック 卵産み 冷凍ビーム
冷凍ビームは本当に諸説あると思う。エアームドと比べて選出するケースが多そうで、そのときゴーストに打点がないのが弱いと思って採用したが、少なくとも採用するなら耐久に振ったドラパの身代わりを割れる程度にはCに振るべきだった(終わってからダメ計して気づいた)。
やはりオーソドックスに電磁波や小さくなるの方がよかったかもしれない。
レシラムはこいつに何もできないのが本当に偉い。特殊受けが必要なときは出す。
ガラルヒヒダルマ@スカーフ
陽気AS
最速スカーフレシラムとかザシアンを抜くため最速スカーフ。
技は禁止伝説戦で刺さりやすい氷炎地面打点+不利対面バックできる蜻蛉。
レシラムが暴れた後にスイープしたり初手から投げて荒らすイメージで採用した。大体のダイマ禁止伝説にワンパンできないまでもいい感じの打点を入れられるという感覚(=ダイマしてなかったら大方ワンパンできる。最強)。
ドリュウズ@チョッキ
※砂かき
意地っぱりH44 A196 B100 D92 S76(Aはザシアンを地震でワンパンできるまで、Sは砂かき発動時スカーフレシラム抜きまで、HBDはザシアンのインファをダイマ時大体耐えつつ総合耐久値ができる限り高くなるように)
耐久調整の意図が大体やりたいことで、アイテムと技はそれに合うように。
レシラムが出せないときの代わりのダイマエースになりそうなポケモン。もちろん同時に出すこともある。
チョッキなのでドリルは当然採用することになるが実質受け構築ミラー意識になっている(?)。エアームドは無理だがそれ以外は何とかなるかもしれないので偉い(???)。
選出は基本的に相手の禁止伝説に合わせた受けポケモンを1、レシラムかドリュウズから1、あと適当に残りから1という感じ。
実戦・結果
配信URL
1:05:30~
相手のパーティは日食ネクロ、マリルリ、ガラルヒヒダルマ、ミミッキュ、オンバーン、カバルドン
初手カバ警戒でエアームド、後ろに全体的に通りの良いレシラムと、ワンチャン砂にただ乗りできて、またレシラムより通せそうな場面(オンバーンが先に出てきた場合など)が来ることも考えられたためドリュウズを選出。
初手渦潮滅びマリルリVSエアームドとなり、エアームドが上から挑発を打ったところマリルリが完全に沈黙し、そのままお相手が鉄壁3回積んだエアームドを突破できなくなったため勝ち。
挑発を採用したのが光ってよかった。
活躍したのを祝ってエアームドのぬいぐるみを買った(日記)。
ちなみにルナアーラやドラパルトが異様なほどに重たいので禁止伝説戦で不特定多数と複数回やる場合には向かないパーティになっている(昨日今日とバトルタワールールでのバトルでもこのパーティを使ったが戦績はボロボロだった)。
謝辞
レシラムを貸してくださったMTさん
対抗戦の相手になっていただいた明治大学の方々
ぽけっちの五月祭配信を見てくださった皆様
本当にありがとうございました。