上位禁止マルチ20190629
ぽけっち、poketech、pokerikadaiでの交流会「#始まらない交流会」の企画、「上位禁止マルチ」に参加し、poketechのradianさんと組んで見事全勝優勝したので記念に考察・構築の記事を書き残しておきます。
「上位禁止マルチ」は、S7からS15までのそれぞれのシーズンにおけるダブル30位未満のポケモンのみ使用可能で、選出相談はなし、選出後の相談はすべて認めるというルールです。
使用禁止ポケモンの一覧はこちら。
パッと見るとメジャーな威嚇持ち、強力なフェアリーや鋼、雨パが消えた環境で、受け寄りの思考でも攻め寄りの思考でもパワーが不足することが考えられます。残った中でパワーの高いポケモンを探し出すのがまず先決という感じです。
まず考察で強そうとなったのがギガイアス+ドリュウズの砂パでした。
選出相談なしマルチという環境ではトリックルームを扱うのが難しいため基本的にS操作は直接上を取る以外できず、つまるところ速いのが正義であるため天候パが強いのは想像に難くありませんでした。
雪崩ドリルライナーを確定として守るを入れてもまだ技スぺが余る(フェアリーがおらず、またいてもマリルリやアシレーヌであるためアイアンヘッドの優先度が低い)ので†つのドリル†を採用できるのも魅力的(運ゲー好きなので)で、この2体は積極的に採用したいと考えました。
また砂が強いのは自明なので砂を入れる人が多く、もしピンでドリュを採用してる人(お互いギガドリだと選出の際に混乱する可能性がある)とか引けたらめっちゃ強いだろうなあって思っていました。そして当日radianさんと組むことになって一戦目をやっているときに最速砂かきドリュウズをパーティにピンで採用していることを知り
これになりました。対戦中も全体的に運はよかったですし勝てる日って感じでしたね。
ギガドリの次にほしくなったのはドリュウズに勝てるポケモンで汎用性が高めのポケモンでした。
今回はその枠としてカポエラーを採用しました。
猫威嚇できるガオガエンが強いのはダブル初心者の私でも知ってたのでカポエラーも強いんだろうなー(小並)と思って採用したのですがありえん強くてビビりました。
HB特化してもインファイトで無振りドリュウズがちょうど確定一発なのがとてもきれいですこ。
次はギガドリと相性のいいメガ枠を考えることにしました。
砂パと相性のいいメガ枠is何?となったのですがマジで何も知らなかったのでバンドリマンダとかバンドリバナって聞いたことあるなあ→マンダ使えないけどバナ使えるしバナ入れとくかという感じでメガフシギバナを入れることにしました。
使ってからわかったことですがバナの苦手な相手を大体ギガドリで見ることができて、これは確かに相性いいわとなりました。
ラティを踏まなければ大体バナで詰ませられたのでバナを選んだのは正解でした。
そしてここでギガドリカポバナまでで相手のバナがどうしようもないことに気づいたのでラティオスを入れることにしました。眼鏡以外のラティオスを知らなかったので眼鏡ラティオスにしましたが選出すらできない状態に陥ったのでzか襷にしてよかったと思います(ドリュもzを持ちたいですがドリュとラティを同時選出したとしてもzかぶりはそれほど苦にならないと考えられます)。
最後は何が来てもとりあえず上から一体持っていけるのが強そうなスカーフポリゴンzを入れました。特に相性を考えたわけでもなく使いたかったから入れたポケモンだったので使い心地は微妙でした。進化前のポリ2で臆病の個体がいなかったため控えめで採用しましたが最速フェローチェに上から殴られてしまうのが弱かったので使うなら臆病にすべきでした。
というわけで今回使用したパーティはこんな形でした。
ギガイアスは生意気最遅HD、ドリュは意地AS、ラティは臆病CS、バナは図太いHB、カポは腕白HB、ポリzは控えめCSですべてぶっぱです。
ミストフィールドもエレキフィールドもない状態でのフシギバナの粉はガー不パンチって感じでめっちゃ強かったです。radianさんの使っていたねばねばネットデンチュラのおかげで上から粉を打っていける場面もあり、ここでもパーティ相性の良さが光っていました。
ギガイアスのどくどくはワイガの遺伝を忘れたため入れた技だったのですが相手のポリゴン2に入れて詰ませる展開もあり、結果としてはこれでよかったと思います。重力はいらなかったのでこちらをワイガに変えた方がいいです。
マルチでこだわり持ちは弱いのと逆に守れて場持ちのよいポケモンが強いことが分かったので次回があるなら活かしたいですね。
組ませていただいたradianさん本当にありがとうございました。
終